子供を産んで育てるようになると、食べたものが体を作っていっているというのをしみじみと感じられるようになりました。
自分が買ってきて調理した食材のすべてが 愛する我が子の体を作っているんだという責任を感じた時、もっとしっかり食について勉強しなきゃという気持ちになれるんですよね。
目次
マクロビオティックや自然療法はうまく取り入れて
勉強しはじめると、食べ物や食べ方っていうのは本当に奥が深くて自分自身の健康や美容についてもずいぶんと勉強になりました。
健康と美容についての食を考えるとき、基本的にはマクロビオティックの考え方が主流となりますが、その概念を理解したうえで色々なダイエット法や美容法を実践していくスタイルに落ち着きました。
テレビや雑誌などのメディアで話題になる色々な健康法、ダイエット法のほとんどはとても偏った情報なので、メディアで見聞きした情報を全て鵜呑みにせず、違う角度から捉えるための基礎知識は絶対に必要だと思います。
添加物や農薬を排除する考えはずいぶんと浸透してきたので、改めてその重要性を書く必要はないと思います。
美しくなる食事は歯と同じ比率で食べること
基本的に「健康」を念頭に置いた時の食べ方は歯と同じ比率で食べるということ。
大人の人間の歯は32本ありますが、そのうちの20本は穀物をすりつぶすための歯。野菜や豆類、果物などを食べるための門歯は8本、肉を噛み切る犬歯は4本です。
つまり 穀物:野菜:肉=5:2:1 の割合で食べるのが人間として一番自然で健康的だということ。これは、自分の健康維持もそうですが子供を育てるときにも常に念頭に置いています。
体重を減らしたいときにはこの割合は変わってきますが、ダイエットの話はまた別の記事で・・・
食について勉強してきた中で特に参考にさせていただいているのは東城百合子さんと幕内秀夫さん。心の師匠です(笑)
東城百合子さんは自然食や自然療法の草分けとして非常に有名です。
幕内秀夫さんは粗食のススメなどで広く知られています。日本の伝統食や民間食療法の研究をしている方で、ストイックすぎない健康食を提案されているので非常に取り入れやすいんです。
現代社会に生きる私達が「なるべく」健康な食生活を無理なく送れるようなアドバイスをたくさんしてくれています。
体がサビない食べ方
健康食を大前提に、体をサビさせない食べ方として常に実践していきたいのは
ゆっくりよく噛んで食べること(満腹感が得られやすく食べ過ぎの防止になる・しっかり噛むことであごや顔の筋肉を刺激しフェイスラインがすっきりする・唾液の分泌が促進され消化吸収しやすくなるため内臓への負担が減る)
腹八分目を心がける(年齢とともに代謝が落ちるため若い頃と同じ食事量で太ってしまう)
地産地消と旬の食材(余計な保存料などの添加物を排除し、ビタミン・ミネラルが豊富な食材を安く利用する)
精製された「白い」食べ物を避ける(米、砂糖、塩、小麦などは白く精製する過程で大切なビタミン・ミネラル・繊維を排除してしまう。体を酸化させず中性脂肪を増やさないためには白くする前の自然な姿の材料を食する)
調味料だけは良いものを(無農薬野菜、有機野菜、無農薬のお米などは値段も割高なので毎食徹底させるのは経済的にも負担になってきます。最低限おさえたいのは毎食に使用する調味料、特にお塩は良質なものを選ぶこと)
簡単なようでいて、毎食これを徹底させるのはなかなか大変です(^_^;)
けれど、上記を念頭においてなるべく実践していく姿勢が内側から輝く健康で美しい体を作り上げる秘訣であると思います。
食についてのおすすめ書籍
東城百合子さんの書籍は本当にたくさんありますが、読みやすくて実践しやすいものだけご紹介しますね。
東城さんの本は特に病気になった人にプレゼントしたり、予防医学に利用したり、薬をなるべく使わず自然の素材(食材)で体の不調を治したいという時に重宝します。
特に一つ目の「家庭でできる自然療法」は常に手に届くところに置いておいて体調を崩した時やケガ、やけどをした時など色々な時にこの本を開いて実践しています。
娘が赤ちゃんの頃に大やけどをした時もこの本に随分と助けられました。
この方は玄米菜食の推奨を徹底していますので、全部を取り入れるのは大変ですが健康に対する正しい知識を得るのには必須だと思います。
幕内秀夫さんの書籍は様々な切り口のものがあって、どれも読みやすいものばかりです。
粗食とはなんぞや?という人は入門編とも言える粗食についての書籍を、健康と美容を重視したい人には女性向けの書籍、ガンや病気の予防、免疫力アップをメインにした書籍などもあります。
食について色々な切り口で出版されていますので、タイトルを見て今自分が実践しやすいと感じるものを選ぶといいと思います(*^_^*)