寒い季節になってくると、冷え性の人は特につらいですね。温かい部屋やお風呂に入ってもなかなか体が温まらなかったり寝る時になっても手足が冷たいという状態は冷え症と思ってほぼ間違いありません。
冷え性って病気なの?
そもそも冷え症は病気としては認識されていませんので病院へ行ったとしても治療法は見つけられないんです。
冷え症改善の薬もありませんので、医療機関にかかったとしても運動をすることや食事内容の見直しなどの指導しかありません。
気をつけておきたい点は 冷え症は、放っておくと様々な病気に発展していく可能性があるということ!
冷え性対策のグッズを上手に活用したり、体の内側からアプローチして冷えない体づくりをしていくことが大切ですね。
冷え性になるには原因と理由がある
身体が冷えきってしまう根本的な原因として、毛細血管の先端の方まで血液がうまく循環していないという理由があります。血液は温かいですので、この血液の温度が体のすみずみに届けられて人の体温は維持できるのです。
それが、さまざまな理由で毛細血管の先まで血液が届かないことにより体の末端から冷えてきてしまうのです。
特に女性に多い冷え性の原因には、身に付ける衣服によって冷え性に発展してしまうケースがあります。
少しタイトな洋服を好んで着る人は、毛細血管の中を血液が循環しにくくなるため手足などの末端にまで温かい血液が流れられずに冷え性の原因となってしまいます。
ぴったりと体にフィットした洋服を好んで着る人と、少しゆるめの締め付けないタイプの洋服を好む人とでは体温の上がり方に差があることが分かっています。
生活習慣も冷え性の原因に
次に食事内容が原因のケースです。
気をつけたいのは、血液の循環を阻害してしまう食生活。つまり、血液がドロドロになるような食事や身体を冷やすような食材は、体内でうまく血液が流れず結果的に冷え性になってしまうというパターンです。
また、エアコンなどの暖房器具で一日中室温を一定に保ったまま外気温にさらされないような生活を続けていると体内の温度調節昨日が働きにくくなってしまいます。
温めても冷え性は改善されない!?
さて、基本的に慢性的な冷え性の場合にはこれらのような生活習慣が原因となっているケースがほとんど。
血液がドロドロになっていて毛細血管の先まで血液が流れなかったり、体温調節がうまくできなくなってしまっているのにカイロや暖房、くつ下やマフラーなどの防寒衣類で外部から温めても根本的な解決にならないのはお分かりいただけるでしょうか?
血液がドロドロになって血流を妨げているのなら、血液をサラサラにすることが冷え性改善には一番効果的です。
温度調節ができなくなっているのなら、毎日一定の温度を保つ室内から外へ出て体温を自分で上げるような軽い運動やストレッチをすることが必要です。
冷え性を根本的に改善する方法は次の記事で詳しくご紹介しますね。